磯野長蔵(国立市)

設置場所:東京都国立市中2-1 一橋大学磯野研究館1階ロビー
制作者:清水多嘉示(たかし、1897-1981)は長野県原村出身、武蔵野美術大学教授、文化功労者
制作時期:1962年8月
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:磯野長蔵(1874年3月12日 – 1967年6月25日)氏は鳥取県倉吉市河原町の呉服屋・三島久平の次男として生まれる。1898年に高等商業学校(現一橋大学)を卒業後、明治屋創業者の磯野計と米井源次郎が創立した貿易商社磯野商会入社。1902年、磯野の長女・菊と結婚。明治屋社長、会長を務めたほか、キリンビール設立発起人となり、キリンビール社長や会長を歴任。同社をビール業界トップとした。1963年に母校の一橋大に「磯野研究館」を寄贈。
磯野研究館について
本研究館は、昭和三七年、株式会社明治屋会長磯野長蔵氏(東京高等商業学校明治三〇年卒業)によって、母校一橋大学に寄贈され、磯野研究館と命名されたものである。
 その後まもなく、菊夫人もまた磯野研究館の維持運営のために巨額の基金を寄附された。
 本研究館の建設と維持運営に寄せられた磯野長蔵ご夫妻のご芳情に深い感謝の念を捧げ、ここに磯野研究館の由来を記すものである。
 昭和五五年五月 一橋大学
一橋大学の銅像地図:磯野長蔵氏像はⒷ地点に設置

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