覚鑁上人(東大和市)

設置場所:東京都東大和市狭山3-1354 円乗院本堂前
制作者:石黒孫七(徳島県小松島市の義経騎馬像を制作)
設置時期:1990年11月 興教大師850年御遠忌記念
功徳主:東大和市高木 小野榮吉
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯: 興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん、1095-1144)上人は真言宗中興の祖。新義真言宗の教義を根付かせ、現在の新義真言宗(根来寺派)、真言宗豊山派(長谷寺)、智山派(智積院)の基礎となった。嘉保2年(1095)現在の佐賀県鹿島市に誕生。13歳の時入京。仁和寺に於いて得度。修学修行を積まれ20歳にして高野山に登嶺。弘法大師を崇敬、大師の歩まれた道を範として刻苦勉励日夜を分かたず精進研鑽、その学徳並ぶものなしと言われた。高野山を再興し、大師教学を振興した功績は誠に大。根来山に於いて49歳を以って入滅。1690年、東山天皇より興数大師と謚名賜る。
真言宗智山派寺院の円乗院は、愛宕山醫王寺と号します。円乗院は、賢誉法印(平治元年1159年寂)が開山となり創建したといいます。武蔵野三十三観音霊場8番、多摩八十八ヶ所霊場38番です。
設置場所:東京都東大和市狭山3-1354 円乗院

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