後藤新平

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  1. 林 久治 -

    銅像探索記⇒「雅子の庭園」(林久治欄の「第78 回 岩手県奥州市の後藤新平と正力松太郎の銅像」)
    製作者、台座設計:小野寺玉峰
    施工: (株)小野忠石材店
    設置:平成19年11月24日 後藤新平銅像移転推進会
    碑誌:この「後藤新平と少年」の銅像は、「羽黒山展望園構想」に伴い、1960 年年代に建立されましたが、構想の頓挫により山中におかれたままの状態にありました。そこで、後藤新平生誕150 年の節目にあたる2007(平成19)年、有志が集い、広く浄財を募り、鉄道院総裁として提唱した広軌鉄道が実現した東北新幹線水沢江刺駅前に移築したものです。長年の風雪により老朽化が進んでいた台座も、新しく、丈夫に、ここによみがえりました。医者として、政治家として優れた業績を遺した後藤新平は、ボーイスカウトの初代総裁として、子どもたちの未来が明るく誠意にみちたものになるよう願っておりました。この像には、その慈しみの心が描かれています。わたしたちに自立の大切さを訴える「自治三訣」を遺し、悔やむことのない精一杯の生き方とは何かを示した新平の思いが、未来永劫、この地の精神的礎になるよう祈念いたしますとともに、ご賛同、ご厚志をいただきました皆さまに、衷心より感謝申し上げます。

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