設置場所:埼玉県朝霞市膝折2-31 朝霞第一中学校・正門
設置時期:1962年7月25日
制作者:高村泰正
画像提供:飯坂陽治さん
林さんの銅像探索記
設置経緯:銅像台座の銅像銘より(括弧内は林さんが加筆)
綿谷新之助翁(1892-?)は明治二十五年三月大阪府南河内郡加賀田村に生まれ、資性豪放磊落にして仁義の心厚く希代の大器であった。
昭和十年朝霞町に居を移し朝霞伸管工業株式會社を始め多くの會社を設立
高邁な見識と敏腕をもつて自ら経営の任に當たり、今日の社運興隆の基礎を確立され又常に報徳精神の具現に努め、青少年の育成と地方産業の振興に寄与する。朝霞町長在任中(1955 年5 月から1961 年 3 月まで)は、率先垂範、巨額の私財を投じて統合中學校、公民館の設立實現に努力する等物心両面に亘り朝霞町の發展と地方自治の進展に盡された功績は實に偉大なるものがある。
ここに翁の人格を欽慕しその功績を永く後世に傳えるためにこれを建つ。
この銅像は綿谷邸庭園にある像と同型です。
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