古在由直(文京区・東大)

設置場所:東京都文京区弥生1—1-1 東京大学農学生命科学図書館玄関
制作者:不明
設置時期:2009年8月31日
寄贈者:東京大学名誉教授古在由秀(古在由直博士御令孫)
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:古在由直(コザイ・ヨシナオ、1864年1月28日-1934年6月18日)先生は、日本の農芸化学者。東京帝国大学元総長。土壌、肥料、発酵化学の業績のほか、足尾鉱毒事件の鉱毒が銅であることを立証したことで知られる。なお、東京大学農学部長室には古在先生の頭像(高田博厚作)が置かれている。

本像横の説明パネルには以下の記載がある。
古在由直(コザイ ヨシナオ、1864-1934)
明治・大正期の農芸化学者。京都府生まれ。明治19年駒場農林学校を卒業し、明治22年東京農林学校教授に任ぜられる。東京農林学校は翌23年帝国大学農科大学となり、同大学の助教授として迎えられる。明治28年よりドイツ(ライプニッツ大学)に留学し、明治32年には農学博士となり、明治33年東京帝国大学農科大学教授に任ぜられる。明治44年農科大学長になり、大正8年に東京帝国大学初代農学部長となる。大正9年、東京帝国大学では初の公選制により第10代総長に選ばれ、大正14年に再選された。助教授時代から足尾銅山の鉱毒を調査し、銅山側と対立しながら現地調査に奮闘して被害の原因が銅山にあることを科学的に立証する。土壌・肥料の研究では、我が国の米・麦の増収に貢献し、また、日本酒・ビールの醸造研究により、発酵学の創始者として大きな役割を果たした。そのはか、家畜肥料、農事改良などの研究でも多大な業績を残している。総長在任時に起きた関東大震災に際しては、その剛毅果断なる気質と正義感あふれる行動で、多大な被害を被った大学の復興と発展に多大な貢献をした。健康を害しながらも、昭和3年に退官するまで8年あまりにわたって総長を務め、退官から6年目の昭和9年に逝去した。
平成21年8月31日 東京大学名誉教授古在由秀氏寄贈(古在由直博士御令孫)

設置場所:東京都文京区弥生1—1-1 東京大学農学生命科学図書館玄関

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