By 林 久治2023年7月9日Category: 00.乱歩(林久治), 北多摩(西部), 多摩地域Tags: 学者, 教育者 設置場所:東京都国立市中2-1 一橋大学陸上競技場の北制作者:朝倉文夫(1883-1964)除幕式:1940年 11月3日再建:1984年5月8日画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:上田貞次郎(うえだ・ていじろう、1879年5月12日 – 1940年5月8日)先生は日本の経営学者、経済学者。経営学という概念を命名・提唱した。1937年、帝国学士院会員。1932年、勲二等瑞宝章。1940年、正三位勲二等旭日重光章。東京府麻布生まれ。上田家は祖父の代まで町人であったが、父上田章が漢学をやったために、士族に引き上げられた。本像の銘文には以下の記載がある。 上田貞次郎先生は明治十二年東京麻布に生まれ 同三十五年東京高等商業学校専攻部を卒業 母校教授となり 商工經営 商業政策等を講じ 先駆的経濟学者として一橋実学の築かれるとともに 自由寛容の精神をもつて後進の指導にあたり 学界 実業界に多くの人材を送った先生は理論と実際の合一を図って 新自由主義を提唱し自由通商運動を推進するなど その見識と行動はなお現代の指針となるものが少なくない昭和十五年五月東京商科大学学長在職中に逝去されるや 全学生は浄財を募りこの胸像を建設した ここに我々は銘を刻し先生の遺徳を偲ぶものである昭和五十九年五月八日 門下生上田會有志 一橋大学の銅像地図:上田貞次郎先生像はⒶ地点に設置