ドラえもんみらいのとびら(渋谷区)

設置場所:渋谷区渋谷1-26-5(渋谷区立宮下公園)複合施設「ミヤシタパーク」の屋上
制作者:株式会社 藤子・F・不二雄プロ
除幕式:2021年 12月1日 人気マンガ「ドラえもん」の誕生50周年を記念
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:本像は、藤子・F・不二雄さん(1933.12.1 – 1996.9.23)の人気マンガ「ドラえもん」の誕生50周年を記念したモニュメントである。「未来に夢・希望を感じてもらいたい」という願いを込めて「ドラえもん みらいのとびら」と命名された。「ドラえもん」は、1969年12月1日に小学館の「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」、同3日に「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」と、六つの雑誌の1970年1月号で連載がスタートし、2020年に誕生50周年を迎えた。モニュメントは、50周年を記念し「ドラえもん」の魅力を再発信するために制作され、東京都渋谷区に寄贈されることになった。なお、武漢肺炎の影響で、設置が1年遅れた。
ドラえもんは、人気マンガ「ドラえもん」の共同主人公で、2112年9月3日生まれのネコ型ロボット。身長は129.3cm、体重は129.3kg、胸囲は129.3cm、座高は100.0cmで、本像はこの大きさに作られている。のび太がお正月をのんびりと過ごしていると、机の引出しの中からドラえもんと、のび太の孫の孫のセワシが現れた。セワシ曰く、のび太は社会に出た後も沢山の不運に見舞われ、会社の倒産が原因で残った莫大な借金によって子孫を困らせているという。そんな悲惨な未来を変えるために、ドラえもんを子守用ロボットとしてのび太のもとへ連れてきたのだった。ドラえもんは、おなかの四次元ポケットから取り出す多種多様な「ひみつ道具」を使って、のび太の身にふりかかった災難を一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、最後にはしっぺ返しを受ける。同級生の源静香(しずか)、剛田武(ジャイアン)、骨川スネ夫も交えた日常の中で、ドラえもんたちの日常は続いていく。
野比 のび太(のび のびた)は、人気マンガ「ドラえもん」の共同主人公で8月7日生まれ。小学4年生の少年。勉強も運動も苦手なうえ、それらを克服する努力を怠るなど駄目な人間の典型とされるが、実際は「やれば出来る」タイプの人間。普段はドラえもんやひみつ道具に頼りきりだが、時として自力で最後まで解決しようする芯の強い面もある。作者の少年時代をモデルにしている。

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