加納夏雄(芸大・美術学部)

場所:台東区上野公園11 東京芸術大学美術学部
彫刻:米原雲海
設置:1910年(明治43年)
画像提供:飯坂陽治さん

加納夏雄(1828~1898)は京都の出身で、大月派の金工池田孝寿に入門、また中島来章に絵を学んだ。
のち上京して独自の作風を築き、宮内省御用掛、東京美術学校教授、帝室技芸員となった。
また造幣少技監として、新貨幣の雛型製作にも従事。
片切彫が得意で、写実的な日本画のやわらかい筆跡をそのまま金属の上に鏨で表現した方です。

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