高木亮範(小平市)

設置場所:東京都小平市大沼町5-9-8 泉蔵院本堂前
制作者:T. Tanaka(田中太郎?)
建立時期:1987年5月26日(3回忌を機に檀家一同が建立)
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:泉蔵院は当地の新田開拓者の菩提寺として、1744年に創建。高木亮範師(1900.9.2-1985.5.30)は川崎市に生まれ(俗名:静濟)、1911年に得度し、1923年に天台宗大学(現・大正大学)卒業。1940年当院の35世住職となる。師は当院の整備に尽力し、中興の祖と呼ばれている。
台座背面の銘文
泉蔵院中興第三十五世無量光院大僧正亮範大和尚
明治33.9.2 川崎市幸福寺に誕生 俗名静濟
  44.4.8 横浜市金蔵寺師の徒弟となり得度授戒 亮範と改名
大正3.1.4 浅草泉蔵院兼住職壬生雄舜師徒弟に転師
  12.3 天台宗大学(現在大正大学)卒
昭和12.4.5 浅草寺の幼稚園主事・婦人会館主幹・世界観音運動主事就任
  15.1.9 泉蔵院住職に任命さる
  21.5.24 本山布教師を命じらる
  22.4.1 比叡山中学校長となる
  23.4.19 比叡山高等学校校長(中学校長・専門学院講師兼任)となる
  38.10.30 天台宗布教師連盟(布連と略称)結成に参画
  40.02.6 布連関東信越地区(関信協と略称)結成に参画
  40.10  関信協第一回大会に於いて「一隅を照らす運動」展開を首唱決定
  42.4.27 関信協幹事長となる
  42.9.11 特待により三諦章付緋紋白大五条着用を許可される
  44.6.16 関信協会長・布連理事となる
  46.3.20 府中刑務所教悔師を委嘱される
  46.8.1 東京教区布教師会長を命せられる
  46.8.16 大僧正補任
  52.4.1 布連理事長となる
  60.5.30 遷化・世寿八十六歳 法臘七十五年 住職在職四十六年
泉蔵院に於ける業績
  本堂・薬師堂・鐘楼・多宝塔・無量寿(阿弥陀)堂の落成、青銅大不動尊の勧請安置 他多数
第三十五世住職の遺徳を偲び、三回忌を機に檀家総代・世話人・檀家各家の皆様のご協力により建立する   
昭和六十二年五月二十六日

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