ブラック・ジャックとピノコ(東久留米市)

設置場所:東京都東久留米市東本町1-8 東久留米駅西口広場
制作者:手塚治虫の原作をもとに手塚プロダクションがデザイン・制作
除幕式:2021年3月10日午後 手塚眞さん(手塚治虫の長男)、並木克巳市長らが出席
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:原作者の手塚治虫さん(漫画家、1928.11.3-1989.2 .9)は晩年の約10年間を東久留米市で暮らしており、市の成人式に来賓として出席し、新成人にメッセージを送ったこともあります。そうした縁から今回、市の市制施行50周年記念事業として、手塚作品を活用した地域振興が行われました。銅像は、同市と東久留米市商工会が東京都の「アニメ等コンテンツを活用した誘客促進事業費補助金」を活用して建造しました。
「ブラック・ジャック」(BLACK JACK)は、手塚治虫による日本の漫画作品。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)にて1973年11月19日号から1978年9月18日号にかけて連載したのち、1979年1月15日号から1983年10月14日号にかけて不定期連載された。全242話。無免許ではあるものの、唯一無二の神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医ブラック・ジャックを主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた医療漫画である。連載当初は「漫画家生活30周年記念作品」「手塚治虫ワンマン劇場」という煽りで、手塚治虫のスター・システムによるオールスター出演がウリの作品であり、短期間で終了する予定だったが、定期不定期合わせて10年近く続く長期連載作となり、まさに代表作となった。
ピノコは、ブラック・ジャックとともに生活するただひとりの家族であると同時に、ブラック・ジャックが全幅の信頼を寄せる忠実な助手でもある。戸籍上の年齢は実質0歳だが、いままで患者の体内で生きてきたことを理由に自分は18 – 20歳(話によって18歳と書かれていたり20歳と書かれていたりする)の「としごよ(としごろ)のレレイ(レディ)」だと言い張っている。
銅像前に設置された案内板

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