エルヴィン・ベルツとユリウス・スクリバ(東大)

場所:文京区本郷7-3-1 東京大学 医学部・七徳堂
彫刻:長沼守敬
設置:1907年(明治40年)
画像提供:飯坂陽治さん


エルヴィン・ベルツ

エルヴィン・ベルツ(Erwin von Baelz:1849~1913)はライプツィヒ大学医学部を卒業したドイツ人医師。 
明治政府に招かれ、東京医学校(現・東大医学部)で生理学・薬物学を教え、東京大学医学部発足と共に内科学、産婦人科学を担当、27年にわたって医学を教え、日本の医学界の発展に尽くされた方です。
東大退官後は宮内庁侍医を勤められました。


ユリウス・スクリバ

ユリウス・スクリバ(Julius Karl Scriba:1848~1905)はハイデルク大学を卒業したドイツ人外科医。 
明治政府からの招きで来日し、東京帝国大学で外科、皮膚科、眼科、婦人科を教え、日本の医学教育に貢献した方です。東大退職後は聖路加病院外科主任を勤め、また植物学にも造詣が深く、日本語で名前を書く時は「須栗場」と書かれた由。


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