大場信續(世田谷区)

設置場所:東京都世田谷区世田谷1-29-18 世田谷区立郷土資料館 新館1階ロビー
制作者:北村西望
設置時期:1971年4月24日
画像提供:化学さん
林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:大場信續(おおば・のぶつぐ、1879年1月4日 – 1964年10月7日)氏は、郷士の有力者。農業土木技術者。大場家は源平合戦(治承・寿永の乱)に勇名を知られた大庭景親の後胤で近世では代々世田谷郷の井伊家領土の代官。信続は13代目にあたる。父信愛の長男として世田谷代官屋敷に生まれる。東京帝国大学農科大学農学科に入学し、学生時代農科の端艇部ボート選手として紫友会に活躍。1903年卒業後、兵役に服し陸軍砲兵少尉に任じる。1905年大学院に進学。農業工学を研究し、また1年間大学主催の耕地整理講習会にも参加。その後、東京農業大学の前身東京高等農学校講師、農商務省嘱託。1908年に農商務技師として勤務。世田谷区名誉区民の第1号。
本像台座には以下の碑文がある。(画像提供:林久治)
大場信續翁は明治十二年一月四日旧世田谷代官大場家に生る。東京帝国大学に学び濃商務省から帝室林野管理局へと十七年の官界生活を送りまた本邦耕地整理事業の推成者として各地を遍歴その指導にあたる。昭和二十八年十月世田谷代官屋敷並びに古文書等大場家伝来の文化遺産を維持保存しるため私財を投じて財団法人大場代官屋敷保存会を設立し初代理事長となる。その外世田谷信用金庫創立以来四十三年余にわたる理事長、国士館商業学校初代校長、世田谷区連合☐会長、消防団長等幾多の役職に就き専ら愛する郷土にその後半生を献ぐ。
昭和三十七年十月世田谷区名誉区民の称号を受く
昭和三十九年十月七日八十六才にして永眠す
昭和四十六年四月二十四日 北村西望識書

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