内田秀五郎(新宿区)

場所:新宿区 淀橋市場・市場稲荷神社
住所:新宿区北新宿4-2-1
設置時期:1957年春 開業20周年記念
設置者:内田秀五郎先生頌徳会
製作者:波上為宇?
林久治さんの銅像探索記/f

設置経緯:内田秀五郎先生は新宿の青果市場開設に尽力した方人物。
昭和12年東京新宿青果株式会社を設立し初代社長に就任したことで、20周年の記念として建立された。
大正12年の関東大震災により、大きな打撃を受けた東京の市場は、復興が遅れる中で、それまでの民営食品市場だけでは東京に入荷する農産物は収容できなかった。
東京市は昭和7年、築地本場、神田分場、江東分場に加え、新たに4つの分場を作る第二次分場建設計画を策定、その一つが淀橋市場で、施設としては昭和14年に中央卸売市場淀橋分場として開設された。
それに先立ち、内田先生は周辺の民営中小青物市場をまとめて、昭和12年に東京新宿青果株式会社を設立し社長に就任している。
碑文には、市場神輿を新調した際のエピソードが記され、堂飾りの七福神の大黒様は内田先生の顔になっているとある。

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