場所:港区 麻布山善福寺境内
制作者:不明
設置時期:1936年7月
寄進者:広瀬精一(1895-1979)
画像提供:うさぎ屋さん
記事:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:麻布山善福寺は東京都内では、浅草寺、深大寺に次ぐ古刹の一つで、824年に空海(弘法大師)によって開山されたとの伝えで、鎌倉時代に越後国に配流になっていた親鸞(1173 – 1263)が当寺を訪れ、弟子の了海によって浄土真宗に改宗した。
本像は広瀬精一氏の寄進である。
広瀬氏は三重県桑名市の生まれで、大阪市で実業家として順風満帆の人生を送る中、たった二十三日の患いで幼い息子さんと別れることになり、その事をご縁に浄土真宗の教えを真剣に、自分自身の問題として聞くようになりました。
その後、良き師との出遇いをへて教えを喜ぶことから仏教の発展を願われ、日本のみならず世界各地に仏像、銅像を多数寄附されました。
広瀬氏の親鸞像寄進は、1935年の角坊別院への寄進が始まりで、1936年の善福寺への寄進が2番目であった。
以後、広瀬氏は戦前から戦後まで約100体の親鸞像を寄進され、「レジェンド」と呼ばれている。
