川崎平右衛門(府中市)

場所:府中市 郷土の森博物館
建立年月日:1991年
製作者:関頑亭
画像提供:湯田ヒロコさん

川崎平右衛門定孝は元禄7年(1694年)3月生まれ、多摩郡押立村(現在の府中市押立町)生まれ。
同村の盟主として積極的に新田の開拓や多摩川の治水に取り込む一方で、私財を投じて近郷の窮民を救ったといわれています。
平右衛門の功績に対して、江戸幕府は大岡越前守うぃ通じてサンジュシュユの苗木を下賜され、それを新田村々の名手などに分け与えたと伝えられています。
 その後、幕府代官として岐阜の輪中地帯での治水事業や、島根県の石見銀山採鉱事業に大きな業績を残しました。

一介の農民から幕府勘定所の要職まで昇進した平右衛門でしたが、明和4年(1767年)江戸で73歳の生涯を閉じました。

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