場所:米原市番場644 中山道沿いの市所有のポケットパーク内

番場の忠太郎は昭和5年作の戯曲「瞼(まぶた)の母」に登場する架空の人物で、米原市番場で生まれた忠太郎が5歳の頃に母親と離別し、30歳を超えた頃に江戸で再び母親と出会うストーリー。
番場の蓮華寺には忠太郎の墓や地蔵尊があり、毎年7月24日には忠太郎地蔵まつりを開催。親子の縁の大切さと家庭円満を願いながら顕彰している。
もともとは、国道21号線沿いの飲食店「忠太郎食堂」の近くに建っていたが、閉店と建物解体に伴い不動産会社を通じて長浜市内の民家に渡り、敷地内で保管されてきた。
米原市番場の住民たちの間では銅像の行方がわからないまま、忘れられかけていたが、2022年3月に番場史跡顕彰会の泉峰一会長(73)が長浜市内の知人を通じて銅像の存在を知り、交渉の末で番場への移築で合意。クラウドファンディングなど100人以上からの支援で移設費用を集めて現所在地に移設した。
画像は以前の設置場所:米原市樋口 国道21号線・樋口西交差点付近の飲食店「忠太郎食堂」
