杉山和一検校(藤沢市)

場所:藤沢市 江ノ島神社
建立年月日:2020年9月4日
画像提供:城月さん

杉山検校は慶長15年(1610年)、伊勢国安濃津(三重県津市)にて津藩主・藤堂高虎の家臣・杉山権右衛門重政の嫡男として生まれた。
幼くして失明し家督を継げなかったため、江戸に出て盲人鍼医・山瀬琢一に師事する

しかし、物覚えが悪く不器用であったために師から破門されてしまう。
失意の中で江の島に辿り着き、21日間の断食修行を行った。
 岩屋洞窟まで参拝した帰りに石に躓き倒れたところ、木の葉に包まれた松葉が手に触れ「管鍼術」の着想を得たとされる。
その後管鍼術を極めて江戸に再び戻り、5代将軍・徳川綱吉の侍医となった。

杉山和一検校生誕410年記念として建立された。
正式な除幕式は2021年5月予定

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