宝山禅師(中原区)

場所:中原区下小田中 安楽寺

文永元年(1264)10月8日、越前の国、多禰邑(たねむら)の豪族瓜生(うりゅう)邸に誕生されました。
観音信者の母に育てられた禅師は、3歳にして観世音前に「南無南無・・・」と唱えて拝み、5歳頃には土をこねて仏像をつくったり、経を読み、近隣から観音大士の応現と称された。
禅師8歳の春、母に連れられ永平寺へ登り、沙弥(ひな僧)となり、13歳になると得度式(正式出家)を挙げ、僧列に加えられた。

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