おせんさん(草加市)

場所:草加市 草加駅前東口アコス広場
建立時期:1992年2月 (寄贈:草加ライオンズクラブ)
制作者:麦倉 忠彦(1935年 – )
画像提供:林久治さん 
※林さんによる銅像探索日記はこちら

「おせんさん」は、江戸時代に草加せんべいを始めたと言われる伝説上の人物。
その伝説は次の通り。
「草加が日光街道の宿場町として栄えた頃、おせんさんという女性が街道で旅人相手の茶屋で団子を売っていましたが、この団子はたまに売れ残ってしまうこともありました。
団子は日持ちがしません。おせんさんはこの団子を捨ててしまうのはもったいないと悩んでいました。
ある日茶屋の前を通りかかったお侍さんに『団子を平につぶして天日で乾かし、焼き餅として売る』というアイデアをもらいました。
おせんさんが早速焼き餅を作って売り出したところ、たちまち評判となりその焼き餅は街道の名物になった。」

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