維新の群像(梼原町)

場所:梼原町 維新の門
建立年月日:1990年
原型師:濱田浩造

土佐の8人の志士が立ち並ぶ群像

掛橋和泉
銅像群の中央に位置する掛橋和泉は、名前の通り維新の掛橋となるべく、土佐脱藩浪士を援助した人物。

正面から見て 左翼の4志士の銅像
「天誅組の変」や「禁門の変」で挙兵をした過激な活動をした志士が集まっています。

先頭の那須信吾は 那須俊平の養子となり、土佐藩の実力者:吉田東洋を斬り脱藩。その後天誅組で活躍。

後ろの前田繁馬は那須俊平に剣術を学ぶ。京都で吉村寅太郎、那須信吾と勤王の志を固め天誅組に加担。

最下段で斬りかかる中平龍之助は長州に渡り、中岡慎太郎と共に忠勇隊に所属。禁門の変にも参加している。

最後尾で指揮を取る吉村寅太郎は、天誅組を結成。明治維新の火蓋を切った立役者です。

真横から。

今にも斬りかかりそうな鬼気迫る躍動感溢れる銅像。 

維新の火蓋を切ったと評価されている「天誅組の変」に相応しい「動」のイメージです。

右翼に配置されている3志士は「静」のイメージです。
静かなる闘志を感じる銅像でした。

先頭で維新の道を指さす那須俊平は 土佐一の槍の達人。 
土佐藩の実力者:吉田東洋を斬って脱藩した。

中央の高台に 坂本龍馬が遠くを見つめています。

共に脱藩し、神戸操練所、亀山社中と龍馬の片腕として活躍した澤村惣之丞が後方に控えます。

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