場所:大府市明成町一丁目330番地 愛三文化会館(大府市勤労文化会館)
建立年月日:
製作者:中村明二
画像提供:城月さん
日本のバイオリン王と呼ばれる鈴木政吉は、日本を代表する弦楽器メーカーである「鈴木バイオリン製造」の創業者である。
喜寿(77歳)を迎える政吉の音楽界における功績を讃えるために、有志により胸像の作成が開始され、1940年1月に、彫刻家の長谷川義起が原型を製作した「鈴木政吉胸像」が完成した。
時局がらひとまず大府分工場内に保管され、その後恵那工場へ疎開し、昭和30年(1955)になって当時の本社(名古屋市中川区)に移設された。その時に、政吉の三男であり、スズキ・メソードの創設者である鎮一が演奏を行った。その後、本社移転の際に本市が胸像の寄贈を受け、中村明二により修復された後、令和3年(2022)8月8日に愛三文化会館に設置された。