鉄眼(大阪市浪速区)

所在:大阪市浪速区元町 1-10-30 瑞龍寺(通称:鉄眼寺)
画像提供:飯坂陽治さん

鉄眼禅師は江戸時代初期の禅僧で、1674年(延宝2年)の大坂の大洪水や1682年(天和2年)の大飢饉の際、難民救済に奔走。
救われた人は何万人とも言われ、大坂の救世主であり、名僧と称えられた。
鉄眼禅師は俗姓 佐伯氏、1630年(寛永7年)肥後国益城郡森山(現熊本県宇城市)に生まれ、13歳で出家した。1655年(明暦元年)長崎の興福寺に滞在 していた明の名僧隠元禅師に参じ、禅を修めた。
その後、隠元が宇治に開いた黄檗山万福寺に入り、黄檗宗の熱心な布教に努めた。
53歳で、大阪市浪速区にある鉄眼寺で没した。

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