チャニング・ウィリアムズ(豊島区)

設置場所:東京都豊島区西池袋3-34-1 立教大学チャペル前
制作者:三坂耿一郎(みさか・こういちろう)
除幕式:1967年5月
画像提供:飯坂陽治さん
林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:立教各校の源流は、1874年2月3日、米国聖公会のウィリアムズ主教によって始められた私塾(立教学校)に求められます。この学校は、築地居留地界隈で産声を上げ、5名とも8名とも伝えられるごく少数の生徒でスタートしました。当初は、英語や聖書の授業を中心とし、生徒の多くは寄宿生でした。その後、二度にわたる大火事によって、数度の移転や一時閉鎖を余儀なくされましたが、1883年には、ガーディナー校長のもと、築地居留地37番に本格的なレンガ校舎を完成させ、アメリカのカレッジを模した「立教大学校」と称するようになりました。
画像提供:林久治
ウィリアムズ(Channing Moore Williams、1829.7.18-1910.12.2)は、日本聖公会初代主教、立教学院の創設者、神学博士。ヴァージニア神学校卒業後、1856年に清国伝道を開始した。日本の開国に伴って1859年、プロテスタント最初の宣教師の1人として長崎に上陸。1874年に東京築地の開市場に私塾(立教学校)を開いたほか、数々の教会や学校をおこした。1887年には日本聖公会を組織し、その2年後に主教(監督)の職を辞して一介の宣教師として関西各地に伝道した。1908年に帰米し、翌々年故郷で永眠した。

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