小泉次大夫(川崎区)

場所:川崎市川崎区 妙遠寺
建立年月日:1993年4月(平成5年)

戦国時代から江戸時代初期の旗本代官および用水奉行。名は吉次)。
当初は今川氏真に仕えるが、今川氏没落後は徳川家康に登用され、このときより「小泉」姓を名乗る。
関東六ヶ国に転封となった徳川家康が江戸近郊の新田開発を計画した際、五万石相当の土地を預かる代官職に抜擢された。

1597年(慶長2年)に、二ヶ領用水、六郷用水の建設に着手。。
両用水路の敷設は難工事となり、安房国小湊の日蓮宗(富士派)の保田妙本寺より僧侶の日純を招来.
小泉陣屋(後に小杉陣屋)の裏手に妙泉寺(現在の川崎市中原区小杉陣屋町)を建立し事業完遂を祈念する。
妙泉寺は用水完成後に現在の移設されそこに銅像が建立されている。
小杉陣屋町の妙泉寺跡には現在は観音堂が建てられている。

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