山本猛夫(大阪市西区)

設置場所:大阪市西区立売堀2丁目3 (株)山善本社
彫刻: 田渕隆三
設置: 2017年(平成 29年 5月)/70周年記念
画像提供:飯坂陽治さん

山本猛夫氏(1921~1991)は現・福井市生まれの実業家で、(株)山善の創業者です。
1935年、大阪に出て、前田軍治商店(前田機工および同社より分離した前田金属工業を経て現在のTONE)で丁稚に入り、働きながら夜間の大阪市立第二商業学校(後の大阪市立市岡商業高等学校。大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校の前身のひとつ)に学んで1940年に卒業する。1941年に前田金属の取締役となるが、1943年には独立して社を離れ、1947年に山善工具製販(山善機械器具を経て現在の山善)を創業して社長となり、以降、個性的な経営手腕を発揮して「モーやん」の愛称で知られ、一代で山善を有力な機械商社に成長させた。1991年には社長の座を次男の山本雅俊に譲り、会長となったが、程なくして死去した。正五位・勲三等瑞宝章追贈。
  花登筺の小説で、後に関西テレビでテレビドラマ化された『どてらい男(ヤツ)』の主人公「山下猛造」(演:西郷輝彦)は、山本をモデルとしている。
  山本の死後、山善は「山本猛夫記念奨学基金」を創設し、大阪府の大学に学ぶ学生、特に発展途上国からの留学生への奨学金の提供が行われている。(ウィキペディアより)


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