香取茂世(港区)

設置場所:東京都港区元赤坂2-2-3 東京都神社庁玄関前
制作者:堀進二
除幕式:1960年10月7日 喜寿を祝賀
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:江東区・香取神社の宮司であった香取茂世氏(1884-1962)は、1946年、東京都神社庁初代の庁長に就任。終戦直後の混乱期に、管内罹災神社の復興のために、安い木材の斡旋や煩雑な事務手続きに便宜をはかるなど懸命に力を尽くされた。また、現在の直階講習会につながる神職家族講習会を始めるなど、広く人材の育成に努め、東京都神社界の礎を築かれた。
先生は明治十七年十月三十日亀戸香取神宮の杜家に生る 資性温厚にして慈父の如し明治四十一年家職を繼ぎ拮据經營すること五十有餘年此間地元神職會長を初めとして東京府神職會副會長大日本神祇會副支部長神祇本廳理事監事等の要職に就き戰後神社廳の設立を見るや初代廳長となり爾来萬難を排して諸制度を定めxxを確立して人の和を圖り戰災神社の復興に心を碎き神社廳今日の基礎を築かれたる功勞は眞に顕著なりと言ふべし先生の喜壽を迎へらるるに當り茲に管内神職並びに有志相謀りて壽像を建設して其の功績を永く世に傳えんとす
昭和三十五年十月三十日 香取先生喜壽祝賀會
設置場所:東京都港区元赤坂2-2-3 東京都神社庁玄関前

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