橋本左内(荒川区)

設置場所:東京都荒川区南千住6-63-1 荒川ふるさと文化館前庭
原型陶像:福井県提供
鋳造者:荒川区在住の鋳造師・菓子満(かし・みつる、1938-)
除幕式:2010年3月23日
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:橋本左内(1834年4月19日-1859年11月1日)は福井藩医の橋本長綱の長男として越前国常磐町に生まれる。1849年、大坂に出て適塾で緒方洪庵に師事。左内は福井藩中でも随一の俊英として高く評価され、若くして福井藩主・松平春嶽の側近となり、早期の幕政改革や開国の必要性を訴えた。しかし、1859年、大老・井伊直弼が主導する安政の大獄において、幕政批判と将軍家継嗣への介入を咎められ、江戸・小伝馬町の牢屋敷において斬刑となり、遺体は小塚原(現・荒川区南千住 5 丁目)の回向院に埋葬された。享年26。
橋本左内の墓旧套堂(区登録有形文化財〔歴史資料〕):1933年6月、回向院墓所の套堂落成式が行われた。2005年12月、回向院の境内整備に伴い、橋本左内の墓が同院史跡エリアに移されることになり、併せて新套堂が建設された。旧套堂は荒川ふるさと文化館に復元され、2009年3月に落成式が行われた。

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