初代と二代の小川源兵衛(台東区)

設置場所:台東区谷中7丁目 寛永寺谷中第二霊園
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

初代小川源兵衛(向かって左側)、二代小川源兵衛(向かって右側)
初代小川源兵衛
制作者:高村光雲、建立時期:不明
設置経緯:初代小川源兵衛(1850-?)は近江出身。日本橋で「近江屋」という店を構えていた織物商の資産家。原像は戦時供出したらしく、本像は戦後の復元と思われる。
二代小川源兵衛
制作者:山本稚彦(1901-1993)
建立時期:1973年10月
設置経緯:二代小川源兵衛の生年・没年、経歴は不明。本像制作者の山本稚彦(わかひこ、1901-1993)は東京出身、山本瑞雲(高村光雲の弟子)の子。東京美術学校(現・東京芸大)卒。1924年帝展初入選。戦後,ソ連のエラブガ抑留中にほった仏像は「エラブガ仏」とよばれ,供養をする会ができた。1958年第1回日展で文部大臣賞。日本美術家連盟理事長。

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