早川徳次(江戸川区)

設置場所:東京都江戸川区地下鉄葛西駅隣 地下鉄博物館内
設置時期:不明(2017年7月11日の設置らしい)
制作者:朝倉文夫(銀座駅の早川像と同型)
画像提供者:林久治⇒銅像探索記/f

早川徳次(はやかわ・のりつぐ、1881年10月15日 – 1942年11月29日)は山梨県出身で、早大卒業後、郷里の先輩である根津嘉一郎の下で鉄道事業に従事。なお、シャープ創業者の早川徳次(はやかわ・とくじ)は別人。
設置経緯:1914(大正3)年、早川徳次は欧米の「鉄道と港湾」の調査研究のため。ロンドンを訪れました。網の目のように発達する地下鉄網を目の当たりにし、これからの東京の発展には地下鉄が不可欠だと考え、欧米各地の地下鉄を調査研究し、2年後に帰国します。自ら地質・湧水量をはじめ、上野や銀座の交差点に立ち交通量の調査を行い、反対者や競争相手が現れる中、協力者や資金を集め、東京地下鉄道株式会社を創設しました。そして1927(昭和2)年、日本最初の地下鉄を上野-浅草間(2.2km)に開通させ、彼の夢は実を結びました。

Leave Comment