呉秀三(世田谷区)

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  1. 林 久治 -

    本像の探索記は、「林久治のHP」の「乱歩」欄の次の記事に記載しました。
    第131 回 世田谷区松沢病院の榊俶像と呉秀三像
    呉秀三先生胸像
    場所:東京都世田谷区上北沢2-1-1 東京都立松沢病院 リハビリテーション棟前
    制作者:東京大学所蔵の呉像と同型(1939 年、石川方堂作)
    建立時期:昭和24 年11 月(創立50 年を記念)、リハビリテーション棟の新築にともな
    いこの場所に移転(平成3 年3月)。
    説明書の抜粋:
    呉先生(1866-1932)は、明治23 年東京帝国大学医科大学卒業、同34 年教授となり、ま
    た東京府巣鴨病院長を兼任し、同病院の改革に着手した。大正8 年11 月理想的な精神病
    院を建設するため、同病院をこの地に移転し、松澤病院と改称して現在に至っている。大
    正7 年わが国の精神医療の実情を憂えて述べた「我邦十何萬の精神病者は実に此病を受け
    たる不幸の外に、此邦に生れたる不幸を重ぬるものと云うべし。」は、今も精神科医療関
    係者の感銘を与えている。昭和7 年3 月26 日逝去、享年67 歳。

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