場所:大田区南千束2-23-10千束八幡神社
建立時期:1997年10月
馬像原型制作者:佐々木憲章
寄進者:洗足風致協会
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:池月(いけづき)は平安時代末期の名馬。
当時、この一帯は馬の産地であった。
1180年、源頼朝が石橋山の合戦に敗れて後、再起して鎌倉へ向かう途中ここ千束郷の大池(今の洗足池)の近く八幡丸の丘に宿営して近隣の味方の参加を待った。
或る月明の夜に何処からか一頭の駿馬が陣営に現われ、そのいななく声は天地を震わすほどであった。
家来達がこれを捕えて頼朝に献上した。
1184年の宇治川合戦で、池月に乗った佐々木四郎高綱と磨墨に乗った梶原源太景季とが先陣を競い、遂に池月が一番乗りの栄誉に輝いたことは有名。