葛飾北斎(台東区)

設置場所:東京都台東区元浅草4-6-9 誓教寺境内
制作者:関口昌考(1921年生まれ)
設置時期:1990年12月
画像提供:まるこさん
林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:葛飾北斎(宝暦10年9月23日〈1760年10月31日〉? – 嘉永2年4月18日〈1849年5月10日〉)は、江戸時代後期の浮世絵師である。19歳で勝川派の頭領勝川春章に師事し絵師としての活動を始めて以降、安永8年(1779年)から嘉永2年(1849年)までの70年間に渡って、人間のあらゆる仕草や、花魁・相撲取り・役者などを含む歴史上の人物、富士山・滝・橋などの風景、虫、鳥、草花、建物、仏教道具や妖怪・象・虎・龍などの架空生物、波・風・雨などの自然現象に至るまで森羅万象を描き、生涯に3万4千点を超える作品を発表した。
本像台座の銘盤には、以下の記載がある。(画像提供:林久治)
葛飾北斎翁は、世界に誇る名浮世絵師である。その稀有な才能は多岐にわたり、欧米の近代美術発展に、大きな影響を与えた。いま生誕二百三十年にあたり、その偉業を讃え、功績を永生に伝えるため、この地に顕彰の像を建立する。
平成二年十二月 葛飾北斎翁像建立委員会 台東区
        日本浮世絵協会会長 楢崎宗重書
誓教寺にある北斎の墓。墓には次の彫字がある。(画像提供:林久治)
画狂老人卍墓

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