場所:武蔵野市 吉祥寺駅・北口
設置時期:2017年5月5日除幕式
制作者:笛田亜季(原型)、高岡市梶原製作所(鋳造)
画像提供:オーロラさん
設置経緯:本像前の案内文より
はな子は東京都井の頭自然文化園で飼育されていたアジアゾウです。
平成25(2013)年に国内の長寿記録を更新しましたが、平成28(2016)年5月26日、およそ69年にわたる生涯を閉じました。昭和24(1949)年、推定2歳の幼いゾウは、戦争で傷ついた日本の子どもたちの心をいやすため、タイ王国から上野動物園にやってきました。
戦争中に猛獣処分の対象となった同じゾウの「花子」の名前にちなみ「はな子」と命名されました。
はな子は移動動物園として知内を巡回していました。
そこではな子を見た市民からの熱烈な要望の結果、昭和29(1954)年に井の頭自然文化園にやってきました。
その後が「小さな動物園の大きなゾウ」として市民とともに歩みながら地域のシンボルとなり、人々に愛されました。
その大きなはな子の足跡は、今後も多くの人々に語り継がれていくことでしょう。
平成29(2017)年5月 吉祥寺「はな子」像設置実行委員会
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