場所:石岡市国府 石岡駅西口
建立年月日:2017年4月
制作者:平田寿一(石岡市出身)
画像提供:NANAKOさん
渋谷の忠犬ハチ公に負けない健気な犬の物語が石岡駅でもありました。
タローは茶色の雑種。子犬だった1964年、別の町から石岡市の幼稚園に列車で通っていた飼い主の女児と石岡駅ではぐれ、市立東小に迷い込んでしまい同小で飼われることになりました。
同校の児童にかわいがられる一方、毎日朝夕、約2キロ離れた石岡駅に行き、女児を待ちますが、しばらく人の行き来を見ると去っていきます。
人々がそれに気づいてから17年間、1981年タローは死の間際まで毎日駅に通い続けました。
東小で校長を務めたことがある佐藤信夫氏の発案で歴代好調と相談しタローの顕彰像が製作されました。
銅像はタローのそばに子ども2人を配置し「みんなのタロー」と命名されました。