野田卯一(中央区)

設置場所:大阪市中央区谷町1-3-26 全日大阪会館

製作時期:1998年4月吉日

画像提供:林 久治⇒銅像探索記/f

野田卯一先生(1903-1997)は岐阜市出身
設置経緯:野田卯一先生之像の銘文
 野田卯一先生は、われわれ不動産業務に携わる者の憲法というべき「宅地建物取引業法」の生みの親であり㈳全日本不動産協会、㈳不動産保障協会の創立以来の父とも仰ぐべき指導者である。昭和26年戦後の混乱期に建設大臣に就任された先生は住宅を求める国民の悲痛な願いを思い、一方不動産界の無秩序な状態を憂えて、業界の規範となる法制定の必要を痛感され立法化を強力に推進された。そのご努力が実を結び、昭和27年6月10日宅地建物取引業法が制定公布されたのである。
  時を同じくして「法の普及徹底こそ大切」と考えられた先生が全国の有識者業界人に結集を呼びかけられ、設立されたのが本会である。爾来、先生は創立時の名誉会長を経て、昭和32年からは会長として、平成9年1月29日御齢93才にして他界されるまでの永きに亘り、業界の発展と地位の向上のため一貫して尽力され、国民に信頼される今日の業界の確立に貢献された。
  この功績を讃え、ここに野田卯一先生の御像を建立するものである。
  平成10年4月吉日 社団法人全日本不動産協会 社団法人不動産保障協会 大阪府本部会員一同

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