篠原欣子(千代田区)

 設置場所:千代田区神田神保町1-52-4 篠原保育医療情報専門学校玄関ロビー
 建立:2017年
 製作者:喜多敏勝
 画像提供:林 久治⇒銅像探索記/f
 (「篠原保育医療情報専門学校」は、2018年4月より「日本ウェルネス保育専門  学校」に変更になりました。現在、本像がどうなったかは不明です。) 
設置経緯:篠原 欣子(しのはら よしこ、1934.10.19 - )は、神奈川県生まれ。8歳の時に父が病死して、母は助産師の仕事をしながら5人の子供を育てた。その姿を見て、将来は母のような働く女性になりたいと強く思うようになった。1953年に高木学園女子高等学校を卒業。 53年に三菱重工業株式会社に入社、57年同社を退社し、58年に東洋電業に再就職し、結婚するが、1年で離婚。家事手伝いを経て66年にスイス・イギリスに4年間留学する。一時帰国後、71年にオーストラリアの市場調査会社ピーエーエスエー社に社長秘書として入社。73年に同社を退社。帰国後、オーストラリア就業時に知った人材派遣業からヒントを得て人材派遣会社のテンプスタッフ株式会社(現・パーソルテンプスタッフ株式会社)を資金100万円で設立し、代表取締役に就任。アメリカの「フォーチュン」誌に12年連続で「世界最強の女性経営者」に選出され、2009年には、第37位にランクされた。2014年2月、保育士や介護士などの資格取得を目指す学生を対象に、奨学金を給付することを目的に、私財を投じ「篠原欣子記念財団」を設立。
篠原欣子之寿像の台座銘文

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