キュリー夫妻(三朝町)

場所:東伯郡三朝町 三朝温泉 三朝キュリー公園
建立年:2010年(平成22年)
制作者:日本原子力研究開発機構

放射能の研究で世界的に有名なキュリー夫妻(ピエール・キュリーとマリー・キュリー)
女性初のノーベル賞と2回受賞したことでキュリー夫人の知名度が高いですが、1903年の受賞はキュリー夫妻との共同研究です。
1911年はキュリー夫人単独の研究結果でノーベル化学賞を受賞しています。

ラジウムの研究が現在の三朝ラジウム温泉の恩恵を受けているということで夫妻の功績を称えるために
銅像が建立されました。

三朝温泉の近くにある人形峠は、1950年代に日本でウラン鉱の探索が始まったころに、ここ鳥取・岡山両県をまたがる地域が良質でまとまった鉱量を確保できるウラン鉱床として有名となり「人形峠ウラン鉱山」と呼ばれていました。
 1970年代になり、ウランの国際的な値段が下落したため、採掘は中止、2001年にウラン濃縮工場は閉鎖されましたが、日本原子力研究開発機構による研究が続いております。

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