畠山重忠(深谷市)

場所:深谷市 畠山重忠公史跡公園
建立年:1988年
製作者:堀口泰造

世にも珍しい人が馬を背負った逆騎馬像がこれです。
源平合戦:一ノ谷の戦いのクライマックスである『鵯越の逆落とし』で、愛馬三日月を背負って降りるシーンの銅像です。

一の谷の合戦は、主力軍:源範頼と平氏軍が激しく争っていました。
源平主力が対峙している間に源義経率いる軍団は、平氏軍の背後の断崖絶壁の谷の上から一気に駆け下りて奇襲攻撃を敢行します。
予想もしなかった背後の崖からの攻撃に驚いた平氏軍は敗走します。

馬に乗り駆け下りる源氏武将の中で重忠だけは、馬をいたわり馬を担いで崖を降りたと言われています。並はずれた怪力の持ち主であったようです。

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