設置場所:新宿区百人町1-5-6 白萩学園玄関前 建立時期:1954年4月 21 日 藍綬褒章拝受記念 製作者:不明 画像提供:林 久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:萩原まさ先生(1884.4.7-1974.1.17)は群馬県多野郡九里村(現・藤岡市)の生まれ。旧姓は冬木。高崎の佐藤裁縫女学校を卒業後、萩原榮市と結婚。一時期、栃木県那須の開墾地で養蚕業に携わったが、のちに編物の高速化を思い立ち、大正 12 年萩原式文化手編機という家庭用手編機を発明。次いで昭和 4 年に上京し、夫と共に高速度手編機の開発・改良・販売を進めた。その手編機はアメリカにも輸出され、好評を博した。12 年には萩原編物技芸学校を設立し、校長として後進の指導にも尽力。その生涯において、夫と共に取得した特許件数は 60 にのぼるという。主な受賞は藍綬褒章。夫の榮市先生は白萩学園理事長。
萩原まさ先生像
萩原榮市先生像