By 林 久治2024年10月4日Category: 00.乱歩(林久治), 26.京都府の銅像, 丹波Tags: 学者 設置場所:京都府亀岡市 JR亀岡駅改札口前制作者:米納宗宏(1956-)制作時期:2008年4月 亀岡駅舎改築記念画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 石田梅岩先生(1685年10月12日 – 1744年10月29日) 設置経緯:本像台座正面の説明文共生の理念(実の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり) 石田梅岩(ISHIDA BAIGAN)(1685-1744)は江戸中期に、現在の亀岡市東別院町に生まれました。本名を興長、呼び名は勘平(KANPEI)といい、律義な父の影響を受けたと伝えられており、京都の商家で、仕事に励むとともに、「人の人たる道」を求めて勉学にも努力を重ね、やがて「石門心学の祖」(SEKIMONSHINGAKU)となりました。 享保14年(1729)梅岩45歳の時、京都 車屋町御池上ルで「聴講無料・出入り自由・女性もどうぞ」という、江戸時代としては型破りな講座で、日常生活における正直・勤勉・倹約・孝行などをわかりやすく講義し、「商人道徳」の確立に大きく貢献しました。 延享元年(1744)60歳の生涯をとじましたが、梅岩の教えは全国に普及するとともに、時代を超えた現在でも高く評価されています。生涯学習都市を宣言している亀岡市では、梅岩は「市民の学ぶ心」のシンボルでもあります。 平成20年4月・亀岡駅舎改築記念 設置場所:京都府亀岡市 JR亀岡駅改札口前