石田梅岩(堺市)

設置場所:大阪府堺市堺区戎之町東2-1-38 菅原神社境内 薬祖神社横
制作者:岩田千虎(1893-1966)
制作時期:1939年(初代建立)、1964年(再建)
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:石田梅岩先生(1685年10月12日 – 1744年10月29日)は「石門心学の祖」。近世文化発祥の地である堺では、寛政の頃に中沢道二翁が「心學道話」を試みた時には三千の大衆が集り、1817年には「心學講舎庸行舎」が此地の人々によって建てられた。本像は、「庸行舎」が開講したことを記念して、府立農業研究所主任教授藤田正雄氏が尽力し、1939年岩田千虎作により元府立農学校経済農場の北門に建立された。1964年に、梅岩先生220年忌にあたり地元各位の熱意によって本像が再建された。
台座正面の銘文には、以下のように記載されていた。
石田梅岩先生名は勘平江戸時代中期の人で丹波に生まれ京に出て商家に奉公しながら神儒佛三教の心を身につけて心學の基を開かれた近世文化発祥の地である堺に来て寛政の頃に中沢道二翁が心學道話を試みた時には三千の大衆が集り文化14年には心學講舎庸行舎が此地の人々によって建てられた
梅岩先生220年忌にあたり地元各位の熱意によってこの像が再建された事は欣快にたえない
永く世道人心に益する事を祈る                  昭和39年6月
石門心学会理事長 文学博士 石川謙 撰 山川虎男 書
設置場所:大阪府堺市堺区戎之町東2-1-38 菅原神社境内 薬祖神社横

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