By 林 久治2023年7月20日Category: 00.乱歩(林久治), 11.埼玉県の銅像, 埼玉_西部Tags: アニメ像, 架空の人物 設置場所:埼玉県所沢市 西武鉄道所沢駅東口ロータリー内制作者:ムービックプロモートサービス(企画)、アレグロ(原型)、平和合金(鋳造)、木村石材(台座)除幕式:2020年11月4日、所沢市市制施行70周年記念画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:所沢市は、2020年の市制施行70周年記念事業の一環で、「となりのトトロ」モニュメントを設置しました。宮崎駿監督による映画「となりのトトロ」(1988年4月16日に公開)の舞台は所沢市近郊の原風景が参考にされており、所沢市はみどり豊かで「トトロの生まれたところ」として広く知られています。トトロに対する特別な想いを持つ市民も多いことから、市制施行70周年を記念して所沢市が企画し、宮崎駿監督と株式会社スタジオジブリの協力を得て、モニュメントの設置が実現しました。本像正面:トトロ(向かって右)は森の主であり、この国に太古より生き、巨大なクスノキ(の穴の中)にすんでいる生き物。トトロは精霊などではなく、動物である。毛色は灰色で、胸から腹にかけて白い。胸には灰色の模様がある。たいてい塚森にあるクスノキの穴の中で眠っている。子供にしか見えない(普通は人間には見えない)。本像正面:ネコバス(向かって左)は身体がボンネットバスのような巨大なオスの化けネコ。黄色の体毛で、茶色の大きなトラ柄。ボンネットにあたる部分が頭で、背中が空洞になった胴体は柔らかな毛皮に覆われた座席になっている。昼は普通の黄色い眼だが、夜は眼が黄色いヘッドライトになって光り、額の両側のネズミの眼が赤いマーカーランプ、しりの両側のネズミの眼が赤いテールランプになっていて、12本の足で、水上、電線など、場所を選ばず風のように高速で走り、森の中を抜ける時は木々が脇によけて道を空ける。もののけ専用のバス(人間であるサツキとメイが乗れたのは特別) 。トトロ同様、子供にしか見えない(普通は人間には見えない)。 本像背面:草壁サツキ(向かって左)は本作の主人公で小学6年生の女の子。早起きして家族の弁当を作ったり、妹の草壁メイの面倒をよく見るしっかり者。ワガママを言うメイを母代わりによく叱るが、両親に劣らぬ人一倍の妹思いでもある。運動が得意で、勉強も出来、礼儀も弁えている人当たりの良い優等生。本像背面:草壁メイ(向かって右)はもう1人の主人公。草壁サツキの妹。好奇心旺盛な4歳の女の子。しっかり者の姉とは対照的に(年相応とはいえ)ワガママで聞き分けが悪いが、家族のことを慕っていて、とくに入院中の母のことが大好き。草壁家の中で最初にトトロと出会い、「ト・ト・ロー!」という雄叫びを聞いてトトロと呼ぶようになった。 本像台座の碑文:トトロの生まれたところアニメーション映画「となりのトトロ」は所沢から生まれました。原作・脚本・監督を務めた宮崎駿監督が、所沢に住むようになったのは1960年代後半。宮崎監督は所沢の自然や風土に触れるうちに「となりのトトロ」の着想を得ました。当初は「所沢にいるとなりのおばけ」と呼ばれていましたが、いつしか縮まって生まれたタイトルが「となりのトトロ」。最初にアイデアを得てから十数年後の1988年に映画は完成しました。今、世界の人々に愛されている「となりのトトロ」には、所沢の草木や風景のイメージが息づいています。この碑は「となりのトトロ」発祥の地を記念して建立されました。2020年11月吉日 設置場所:埼玉県所沢市 西武鉄道所沢駅東口ロータリー内「トトロの生まれたところ」