久米桂一郎(品川区)

設置場所:東京都品川区上大崎2-25-5 久米ビル8階 久米美術館入口前
制作者:北村西望
制作時期:1936年5月
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:久米桂一郎(1866-1934)は歴史学者久米邦武の長子として、慶應2年8月8日佐賀に生まれる。上京後、洋画研究を志し、明治19年渡仏、ラファエル・コランに師事する。同26年帰国し、同門の黒田清輝とともに天真道場、白馬会を創設、清新な画風をひろめた。同29年以後東京美術学校で教え画壇の指導的役割を果たす。中期以降は美術行政、教育者としての功績が大であった。大正11年帝国美術院幹事に任じられる。昭和9年7月27日没。

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