By 林 久治2022年3月30日Category: 13.東京都の銅像, 23区:城北, 荒川区Tags: 創業者, 幕末・明治維新 設置場所:東京都荒川区町屋1丁目23-4 町屋斎場西棟裏庭園建立時期:1913年建立、2018年再建建立者:東京博善株式会社制作者:多和田泰山(東京在住の彫刻家)であろう。画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:木村 荘平(1841年7月 – 1906年4月27日)は、山城国(現在の京都府)出身の商人(牛肉商)、政治家(芝区会議員、東京市会議員、東京府会議員)、実業家である。当時日本最大の牛鍋チェーン店「いろは」を経営し、「いろは大王」と謳われた。火葬場経営の東京博善社長,獣肉競売の豊盛会社社長,東京売肉問屋組合頭取,東京家畜市場理事,東京本芝浦鉱泉専務,東京製革,東海水産各発起人などを務めた。 「牛肉店帳場」は木村荘八の代表作の一つで、生家の牛肉店を基に描かれた。荘八(1893-1958)は、洋画家、随筆家、版画家で、牛鍋チェーン店の「いろは牛肉店」を創立経営した木村荘平の妾腹の八男として、東京市日本橋区吉川町両国広小路(現在の東京都中央区東日本橋)の「いろは第8支店」に生まれる。晩年となった戦後は、文明開化期からの東京の風俗考証に関する著作(『東京の風俗』、『現代風俗帖』など)を多数出版、歿後刊行の『東京繁昌記』で、日本芸術院恩賜賞(1959年)を受賞した。 設置場所:東京都荒川区町屋1丁目23-4 町屋斎場西棟裏庭園