By 林 久治2021年11月18日Category: 28.大阪府の銅像, 大坂市(南部)Tags: 創業者 設置場所:大阪市阿倍野区阪南町 5-15-28 育徳コミュニティーセンター2階展示室制作者:不明設置時期:1983年 3 月 9 日早川徳次翁銅像建立協賛団体:育徳園(理事会・若葉会・PTA・若竹会・職員会)、大阪養護教育振興会、育徳剣友会(指導者会・父母の会)、少林寺拳法(阿倍野道院・住吉道院)画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:早川徳次(とくじ、1893-1980)翁は、東京市日本橋区の貧しい家に生まれ、養子に出された。養家から丁稚奉公に出て、金属加工の技術を習得。「徳尾錠」や「シャープペンシル」を発明。「日本のエジソン」とよばれ、「総合家電メーカーシャープ」を創業。育徳園保育所は、1952年5月にテレビの特許契約のために渡米した際、米国の社会福祉に感銘を受けた早川が、片親だけの子や、共働きの家庭の子どもたちに遊び場、保育の場を作ってあげたいと、帰国後すぐに設立したものです。仕事で多忙な時期でも、時々訪れ、子どもたちと触れ合っていたそうです。育徳園保育所の隣にある育徳コミュニティーセンターには、早川記念ホールや研修室があり、「いくとく教室」として文化・体育活動が開催されています。またセンター内には、早川の色紙や著書、シャープペンシル、そして胸像があります。