加納久宜(品川区)

設置場所:東京都品川区西五反田7-2-3 城南信用金庫本店資料室
制作者:立体写真像 代表者 盛岡公彦
制作時期:2014年
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:加納久宜(かのう・ひさよし、1848年4月22日 – 1919年2月26日)氏は、幕末の上総国一宮藩主、明治・大正時代の政治家。帝国議会、地方行政はもとより、教育、司法、農業などの産業振興、産業組合運動、地方改良運動、赤十字、競馬界など、多方面で活躍し、「地方自治の恩人」「日本農政の父」「産業組合の育ての親」などと称賛され慕われた。なお、麻生太郎(内閣総理大臣)は久宜の曾孫、橋本龍太郎(内閣総理大臣)は久宜の曾孫婿である。我が国では、産業組合法に基づき、1902年7月に、幕府の重鎮であり上総一宮藩最後の藩主であった加納久宜子爵が、大田区山王の自宅で都内最古の信用組合である入新井信用組合(城南信用金庫の前身)を設立しました。1905年には、会頭を平田東助、副会頭を加納子爵とする大日本産業組合中央会が創設され、加納子爵は全国農事会と入新井信用組合の連名で、全国の産業組合に呼びかけ、自らが議長となって第一回全国産業組合大会を開催しました。その他にも、鹿児島県知事や千葉県の一宮町長を務められたほか、農事会幹事長、帝国農会の初代会長、日本体育会会長として金融、農業、教育、地方自治の分野において、近代日本の発展に大きな貢献をされました。
設置場所:東京都品川区西五反田7-2-3 城南信用金庫本店資料室

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