テミス女神(文京区)

設置場所:東京都文京区大塚1—4-1 中央大学茗荷谷キャンパス玄関前
制作者:堤 直美(1950- )、静岡県出身、日展特別会員
除幕式:2023年3月30日
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:2023年3月30日に挙行された中央大学茗荷谷キャンパスの開校式で、本像の除幕式が行われた。
本像台座正面に以下の銘文がある。
テミス像
テミスは、ギリシャ神話にみる法と正義を司る女神です。右手の天秤は法の理念である「公平」を、左手の剣は正義を実現する「力」を表しています。
 テミス像は、国内外の法律や裁判関係の建物に見られますが、制作者の意図により、天秤と剣を左右に持ち替えたり、剣先を上に向けたり、外見ではなく心の目で見ることを強調して、目隠しをしたものなどがあります。
 日本の最高裁判所にある正義の像は、目隠しをせず右手で剣を突き上げ、左手に天秤を持っています。
 テミス像にこめられた意味は、単に司法に限定されたものではなく、社会の公平、経済の公平、そして家庭内の公平にも通じます。総合大学である中央大学に通う全学生が社会に出てから「公平」や「正義」の心を大切にして欲しいとの願いを込めて寄贈します。
2023年3月
弁護士法人TLEO虎ノ門法律経済事務所 
代表社員・所長弁護士 千賀修一(1966年法学部卒)
(日展特別会員 堤 直美 作)
設置場所:東京都文京区大塚1—4-1 中央大学茗荷谷キャンパス玄関前

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