設置場所:埼玉県草加市吉町2-1-60 上松輸送草加事業所正門横
制作者:北井博文(1951年に兵庫県南あわじ市出身)
設置時期:2017年2月
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f


故上松康男氏は人生の師と仰ぎ、心底敬慕し多くを学んだ初代丑松社長の死去により、二代目社長に就任した。康男社長は昭和八年一月十二日、初代丑松社長の長男として生まれ、都立八中(現都立小山台高等学校)を経て、昭和二十七年四月、早稲田大学第一商学部の入学。昭和三十三年卒業。(同期に前清掃局長、原 達人)同年四月上松輸送入社、監査役に就任。昭和三十四年取締役、翌三十五年専務取締役として会社経営の重責を任され、先代社長の右腕として社内を取り仕切り、対外的には先代の代理として協会や清掃局をはじめ、各区役所等では手腕を認められ、社業伸展に実績をあげた。康男社長は、入社の瞬間から次期社長を自覚し、先代から会社運営の全てを学んだ。東京環境保全協会、日本環境保全協会では、常任理事として、業界の発展と会員の団結のため尽力された。
更に、康男社長は記憶を辿るようにオリンピック東京大会では、協和興業、中野運輸、東海輸送、淀橋清運と共に代々木会場のごみを毎日2~3回運搬、終始きれいな状態に保つことが出来たことを誇りに思っていた。昭和六十一年六月、創立五十周年を迎える。記念のメダルを制作。メダルの表は弊社ノロゴマークと「50TH ANNIVERSARY」を、裏には「美(意:良い、立派、健康、美しい、豊か)」と「Contribute to the environment for better Living(意:住み良い生活環境に貢献する)」を表記。昭和六十三年十一月、社屋老朽化に伴い旧社屋を取り壊し、新社屋完成を見た。
初代丑松社長、二代目康男社長の意思を引き継いだ三代目正社長は会社を更なる成長発展する為に平成二十七年五月、創立八十周年に伴い草加事業所新社屋建替えの完成を見た。また。テナント業を新規展開した。
二代目康男社長の数々の功績を記念し従業員役員一同胸像一基を建立して、ながくその功労をしのびたいと思います。 平成二十九年二月建立
