By 林 久治2024年10月30日Category: 00.乱歩(林久治), 13.東京都の銅像, 23区:城西, 世田谷区Tags: 女性, 教育者 設置場所:東京都世田谷区喜多見8-15-33 国本女子中学校・高等学校 玄関前制作者:立体写真像 代表者盛岡公彦設置時期:1995年5月画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:有木春来(1898年2月-1981年3月)は北海道出身の教育者。旧姓は楠瀬。女子学院、津田英学塾に学ぶ。1922年に小樽市高等女学校で英語教師を務める。有木基と結婚するが、1939年に夫が逝去。1942年国本高等女学校を開校。 本像台座の銘盤に以下の記載あり。1898年2月北海道北見国下湧別村(現湧別町)に楠瀬彦九郎貞次の次女として誕生“楠の瀬に春は来にけり”と両親を喜ばしめた。女子学院、津田英学塾に学び、夫有本基の遺志を具現するため婦女子の教育に献身を志した。「礼を重んずるは国の本をなす所以なり」「国の本は家にあり 家の本はその身にある」を標榜して、1942年国本高等女学校を開校。幼稚園、小学校、女子中学校、女子高等学校へと発展させた。その功により、1971年勲四等瑞宝章を授与された。学校の名誉を重んずるよりもひとりひとりの生徒の幸福を築くことを信念として無欲な生涯を一筋に貫き通し1981年3月天にある夫基のもとに歩み去った。1995年五月吉日 楠瀬傳久 撰文 設置場所:東京都世田谷区喜多見8-15-33 国本女子中学校・高等学校 玄関前