By 林 久治2024年10月25日Category: 00.乱歩(林久治), 13.東京都の銅像, 南多摩, 多摩地域Tags: 僧侶, 戦国 設置場所:東京都八王子市楢原町971 養護老人ホーム樽の里 庭園制作者:不明設置時期:不明画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 舜悦卜山禅師(1507年-1626年10月26日)は八王子の楢原村で農女の私生児として誕生。名は「随翁舜悦」、号が「卜山」。13歳で出家し、山田の廣園寺で臨済禅を学び、越前の永平寺でも曹洞禅の修行をされました。その後、恩方の心源院や遠江石雲院の住職を務めましたが、学徳の高いことで小田原の北條氏照の帰依を受け、正親町天皇から「仏国普照禅師」の照号と紫衣を賜りました。また、多くの寺院の開創にかかわりました。武田信玄の娘の阿松は舜悦大和尚に養われましたが、剃髪して信松禅尼と称し一生を終えました。和尚は、身の丈7尺(つまり2m超)。120才まで長寿、実に法職にいらしたのは、107年間! 設置経緯:本像横の石碑には、以下の記載がある。卜山禅師頌徳碑多摩出身、最大の偉人勅賜佛國普照禅師ここに生る 百姓娘の私生児より身を起し 粉骨碎身、禅門の豪傑となり 関東の太守、北條氏康氏照親子・氏政兄弟の領主、領民の師と仰がる多摩の各地を開発、幾多の寺をたて 「八王子」を祀って、これより地名起る 不老長壽 弟子百萬 東西奔走 百二十歳此地 今は、多摩養老院となり 保育園開き 診療所建つ郷黨の幼児たち育成の揺籃となり 寄辺なき幾百の老人長生の楽園となる 偉なる哉 聖教の道 大なる哉 師の遺徳 設置場所:東京都八王子市楢原町971 養護老人ホーム樽の里 庭園